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華蔵寺概要: 華蔵寺の創建は慶長5年(1600)、当時の領主吉良義定が月舟禅師(妙心寺の高僧)を招いて開いたのが始まりとされます。吉良家歴代の菩提寺として庇護され、多くの寺宝が寄進されました。吉良家は鎌倉時代から当地の地頭として支配し、室町時代には有力大名として幕政にも参加し大きな影響力を持ちました。江戸時代に入ると3千2百石が与えられ、大名ではありませんでしたが高家として格式が高く旗本筆頭として特別視されました。元禄赤穂事件で当時の当主吉良義央(上野介)は赤穂浪士に討ち取られ断絶しています。寺宝として吉良家縁の品々を多数所有しており、本堂背後の庭園は小堀遠州が作庭したと伝えられています。
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華蔵寺の文化財
・ 伝池大雅作品群(40面)−江戸時代−愛知県指定文化財
・ 吉良義央の木像−江戸時代−愛知県指定文化財
・ 池大雅書の木額(その他書幅:3面・3点)−江戸時代−愛知県指定文化財
・ 経蔵−元禄13年−西尾市指定文化財
・ 画幅(3幅対)−江戸時代−西尾市指定文化財
・ 職人歌合絵巻−江戸時代前期−西尾市指定文化財
・ 吉良義安の木像−江戸時代−西尾市指定文化財
・ 吉良義定の木像−江戸時代−西尾市指定文化財
・ 梵鐘−元禄3年−西尾市指定文化財
・ 雲版−元禄3年−西尾市指定文化財
・ 木額−明和3年−西尾市指定文化財
・ 百人一首手鑑(50枚)−貞享3年−西尾市指定文化財
・ 鉄眼版一切経(275冊)−江戸時代−西尾市指定文化財
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華蔵寺 |
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[ 付近地図: 愛知県西尾市吉良町 ]・[ 西尾市吉良町:歴史・観光・見所 ] |
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