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蟹江町(歴史)概要: 蟹江町は古くから善太川、日光川、佐屋川、蟹江川が流れ込む交通の要衝で川湊としての物流の拠点や軍事的拠点として重要視されました。永享年間(1429〜40)には北条時任が蟹江城を築き当地方の押さえとしました。戦国時代に入ると、当時の織田領と今川領に接する要衝として度々攻防戦が繰り広がげられ、功治元年(1555)には今川方の松平広忠が攻略、城は服部友貞の支配下に置かれますが永禄2年(1559)には織田軍の猛攻により蟹江城を奪取しています。蟹江城には織田家家臣の滝川一益が入り伊勢侵攻の重要拠点の1つとなります。一益は伊勢侵攻や長島一向一揆の鎮圧に尽力しますが、本能寺の変後は羽柴秀吉と対立、天正11年(1583)に賤ヶ岳の戦いで柴田勝家に見方し、居城である長島城が攻められ領地没収させられています。その後、蟹江城は織田信雄の家臣、佐久間正勝が城主となりますが、天正12年(1584)秀吉と信雄が対立すると許された一益が蟹江城を接収し一時占拠します。小牧・長久手の戦いが始まると要衝である蟹江城には徳川家康、織田信雄連合軍が取り囲み激戦の後落城しています。
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蟹江町 |
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蟹江町:観光・見所 |
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