蟹江町: 常楽寺龍照院

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常楽寺龍照院
常楽寺龍照院
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常楽寺龍照院 常楽寺龍照院 常楽寺龍照院 常楽寺龍照院
概要・歴史・観光・見所
常楽寺龍照院概要: 常楽寺の創建は天平5年(733)、行基菩薩が御堂を建立し本尊である十一面観世音菩薩像を安置したのが始まりとされます。その後、一時衰退しましたが、寿永元年(1182)、木曽義仲が再興し平家討伐の祈願が行われ、義仲が死去すると巴御前が義仲の菩提を弔う為、大日堂を建立したそうです。その後、寺運が隆盛し境内には七堂伽藍が建ち並び18坊を擁する大寺として大きな影響力を持ちました。明恵上人が中興開山するとさらに栄え山林24町歩、寺領76町歩を有しましたが、天正12年(1584)の豊臣秀吉と徳川・織田信雄連合軍との対立から起こった小牧・長久手の戦いの1つ蟹江合戦の兵火により多くの堂宇、寺宝、記録などが焼失しました。さらに、豊臣秀吉は大部分の寺領を没収したことで常楽寺も龍照院一坊のみとなりました。又、古くから隣接する富吉建速神社・八剣社と神仏習合していましたが明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後の廃仏毀釈運動によりさらに衰退し、明治24年(1891)の濃尾地震で残った堂宇も悉く大破し、その後再建されています。寿永元年(1182)に仏師僧教円製作されたと伝わる十一面観音菩薩像が国指定重要文化財に指定されている他、巴御前が奉納したと伝わる大日如来坐像と鰐口が蟹江町指定文化財に指定されています。
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