大高城 |
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大高城概要: 大高城の築城年は不詳ですが、南北時代、尾張守護土岐頼康の家臣池田頼忠が城主となっています。永正年間(1504〜20)には花井備中守が居城として利用し、天文から弘治年間(1532〜57)には水野忠氏父子により城が守られています(諸説あり)。水野氏は当初今川家に属していましたが後に織田信秀の支配下に入り天文17年(1548)には今川方の野々山政兼と攻防戦を繰り広げています。永禄2年(1559)、鳴海城主山口教継が今川方として大高城を強襲し落城、城主として朝比奈輝勝が入ったとされます(鵜殿長照とも)。永禄3年(1560)、桶狭間の戦いの際には松平元康(後の徳川家康)が兵糧を大高城に届けています。今川義元が討ち取られると元康は岡崎城に戻り今川家から独立、大高城も織田方により接収されます。その後、大高城は廃城となりますが、元和2年(1616)に尾張藩家老志水忠宗が1万石で領主となり大高城の城跡に居館を設け明治維新まで志水家が領主を歴任しています。現在でも郭の形状や土塁や空堀の一部が残り国指定史跡に指定されています。
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