御津神社概要: 御津神社の創建は不詳ですが古くから格式の高い神社として知られ延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に式内社、同じく三河国神名帳にでは「正三位御津大明神」と記載されています。御津七郷十二ヶ村の総氏神(明治5年以降は18ヶ村)として朝廷や為政者、領主などから崇敬庇護され天武天皇4年(675)には圭田を賜り、仁寿元年(851)には従五位下に、応永22年(1415)には源義範が社殿を造営し、永亨11年(1439)には屋根葺替の工事を行っています。さらに、享徳元年(1452)には三河守護である細川成之が洪鐘を奉納し、天文15年(1546)には当時の牛久保城の城主牧野保成が屋根葺替え工事を行っています。御津神社は明治5年に郷社、明治15年に県社、明治40年に神饌幣帛料供進神社に指定されています。
御津神社の文化財
・ 梵鐘−享徳元年−豊川市指定文化財
・ 鰐口−永禄元年−豊川市指定文化財
・ 鰐口−万治3年−豊川市指定文化財
・ 鰐口−延宝2年−豊川市指定文化財
・ 大般若経−永和年間−豊川市指定文化財
・ クスノキ−推定樹齢−千年以上−豊川市指定文化財
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