岩瀬文庫書庫 |
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| [ 付近地図： 愛知県西尾市 ]・[ 西尾市：歴史・観光・見所 ] |
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| 岩瀬文庫書庫（西尾市）概要： 岩瀬文庫書庫は大正８年（１９１９）に西尾出身の豪商岩瀬弥助（西三河でも屈指の資産家、西尾町長、西尾鉄道の初代社長、社会事業家、学校建設への援助、公死傷者や貧民救済への寄付）が、自ら収集した蔵書を住民に開放出来るように創設された私立図書館の書庫として建てられたもので、設計は計は名古屋の西原建築工務所、構造は煉瓦造３階建（地下１階）、寄棟、桟瓦葺、建築面積８０㎡、外壁は煉瓦積みの大壁（常滑の陶栄株式会社製造の素焼きタイル張り）で屋根は木造で組まれている混構造となっています。縦長の開口部や開口上部のマグサや窓台、玄関屋根のパラペットなど当時の洋風建築の要素を取り入れられています。西尾市に残る唯一の煉瓦造建築の遺構として貴重な存在で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成１１年（１９９９）に国登録有形文化財に登録されています。現在は日本初の「古書の博物館」の一部として利用されています。
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