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旧代官屋敷(岡崎市・本宿)概要: 案内板によると「 元禄11年(1698)旗本柴田出雲守勝門(柴田勝家子孫)が知行所支配のため、本宿村に陣屋を設けた。以来明治に至るまで存続した。陣屋代官職は冨田家が世襲し、現存の居宅は文政10年(1827)の建築である。郷土史本宿研究会 」とあります。柴田家の祖は佐久間盛次と柴田勝家の姉との間に生まれた3男勝政で、勝家に気に入られ柴田家の養子となっています。その子供である勝重は天正11年(1583)、北ノ庄城(福井県福井市:勝家の居城)落城の折、日根野高吉の元に逃がされ後に徳川家康に使え、上野国領内2千石(後に3千5百石)の旗本になっています。勝重の孫にあたるのが勝門で幼少の頃から小姓として取り立てられ、元禄7年(1694)に1千石が加増となり元禄11年(1698)に三河国本宿村に移封され陣屋を設けています。現在残されている建物は、陣屋内にあった代官屋敷で貴重な遺構となっています。
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旧代官屋敷
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