奥村邸 |
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| 奥村邸概要： 奥村家は江戸時代、庄屋などを歴任した豪商として名を馳せた家柄です。現在の主屋は天保１３年（１８４２）の火災後に再建され明治３２年（１８９９）に大改修された建物で木造２階建、切妻、平入、塗屋造、黒漆喰仕上げ、桟瓦葺、桁行７間、梁間６．５間。金庫蔵は明治時代に建てられたもので土蔵２階建、切妻、桟瓦葺、黒漆喰仕上げ。棟門は江戸時代末期に建てられたもので切妻、桟瓦葺、正面黒漆喰、敷地側白漆喰仕上げ。米蔵は江戸時代末期に建てられたもので土蔵２階建、切妻、桟瓦葺、桁行５．５間、梁間３．５間。道具蔵は明治時代に建てられたもので土蔵２階建、切妻、桟瓦葺、桁行３間、梁間３間（明治時代初期に犬山城の屏風櫓を移築したとの伝承有）。離れは大正時代に建てられたもので木造２階建、数寄屋風。納屋は明治時代に建てられたもので木造平屋建、片流、桟瓦葺。渡り廊は明治時代に建てられたもので、木造平屋建、切妻、桟瓦葺。高塀は明治時代に建てられたもので木造、桟瓦葺、漆喰塗仕上げ。奥村家住宅は江戸時代末期から明治時代にかけての豪商町屋建築の遺構として貴重な存在で「再現することが容易でないもの」、「造形の規範となっているもの」との理由から国登録有形文化財に指定されています。
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