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湊屋(一宮市・起宿)概要: 湊屋文右衛門家は代々船方肝煎を歴任し舟運や渡し船の運営、管理などで影響力を持ち豪商としても名を馳せました。旧湊屋文右衛門邸は江戸時代末期から明治時代初期に建てられた建物で、旧湊屋店舗兼主屋は木造平屋建(しつ2階建)、切妻、桟瓦葺、平入、桁行13m、梁間12m、建築面積156u、外壁は下見板張り縦胴縁押さえ、正面1階には下屋庇が設けられています。敷地間口が大きい事から庭部分も広大で表門から直接入れるようになっています。明治24年(1891)に濃尾大震災で多くの町屋建築が倒壊する中、旧湊屋文右衛門邸は当時の豪商町屋建築の遺構として貴重な存在で平成22年(2010)に国登録有形文化財に登録されています。
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湊屋
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写真
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