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宮道天神社(豊川市・赤坂宿)概要: 宮道天神社の創建は白鳳年間(650〜654年)、草壁皇子が宮路山山頂付近に一宇を設けたのが始まりと伝えられています。大宝2年(702)持統天皇が当地に巡幸した際、社殿を造営し長保年間(999〜1003)、建具児玉命、大山咋神、草壁皇子命の分霊を勧請合祀しました。為政者や領主からも崇敬され文治6年(1190)には源頼朝が安達盛長に命じて武運長久の祈願を代参させ、元亀2年(1572)には当時の領主松平盛次が宮路山の山頂に奥宮、麓に拝殿を造営しています。中古から嶽明神と称していましたが明治13年(1880)に宮道天神社に改称、大正14年(1925)に郷社に列しました。社宝である絵馬は室町時代末期から江戸時代初期に製作されたと推定されるもので、伝承によると赤坂代官が元禄8年(1695)に奉納したとされます。大きさは縦83p、横170cmと愛知県最大級で昭和56年(1981)に豊川市指定文化財に指定されています。現在の拝殿は元禄8年(1695)に再建されたもので入母屋、桟瓦葺、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝付き。
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宮道天神社
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写真
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