足助町: 鈴木家住宅

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足助宿(三州街道)・鈴木家住宅
【 鈴木家住宅 】−鈴木家は屋号「紙屋」を掲げる足助宿(愛知県豊田市)を代表する豪商です。主な生業は屋号「紙屋」の由来にもなった紙問屋でしたが、足助宿の発展と共に、金融業(両替商)や新田開発などで財を成し、江戸時代後期には足助宿随一の豪商となりました。足助宿に陣屋を構える交代寄合旗本本多家7千石の御用商人として名字帯刀が許され本多家の役人としての一面がありました。現在の建物は安永5年(1776)に足助宿で大火があり、その直後に再建されたもので、江戸時代中期の町屋建築の遺構として大変価値が高く貴重な存在です(主屋は足助宿最古の木造建築物)。敷地も足助宿最大級の広さを持ち16棟が所狭しと建てられ一般的な町屋建築と比べると建物の規模や敷地の使われ方が大きく異なります。鈴木家の主屋(安永5年:1776年)、味噌蔵(18世紀後期)、門屋(弘化3年:1846年)、大工小屋(嘉永2年:1849年)、仏間座敷(18世紀後期)、新座敷(明治29年:1896年)、本座敷(文化14年:1817年)、井戸屋形及び釜屋(19世紀前期)、旦過寮(文政11年:1828年)、離れ(明治時代前期)、上蔵(明治時代前期)、米置場(嘉永元年:1848年)、新蔵(弘化4年:1847年)、飾物蔵(19世紀中期)、米蔵(弘化3年:1846年)、大蔵(明治後期)は国指定重要文化財に指定されています。
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